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2024年10月1日掲載
脳神経内科は、脳・脊髄・末梢神経・筋肉に由来するあらゆる病気を内科的に診断・治療する診療科です。頭痛、めまい、しびれやふるえなど多くの方が経験する一般的な症候から、パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症をはじめとする神経難病、認知症、脳血管障害、てんかんなど脳と神経が関わるあらゆる疾患を広く診療しています。
基本的にどの脳神経内科の疾患も、原則、診断・治療等の診療を実施しています。また、頭部MRI・脳血流シンチなどの画像検査や脳波・神経伝導検査などの電気生理検査も行うことが可能です。しかし、神経救急疾患である超急性期脳梗塞、脳炎・髄膜炎、てんかん重積など現在の体制で一部対応が困難となる場合には、高度専門機関をお勧めしたりご紹介させて頂いたりします。
また、脳に由来する症状・疾患でも気分障害(うつ病等)・統合失調症・依存症(薬物等)などの精神科や心療内科が専門となります。脳神経内科疾患に併発した軽症のものには対応できますが重症の場合には専門領域による診療となります。また、難治性疼痛や慢性疲労をきたす病態(線維筋痛症や慢性疲労症候群など)も当科で十分な対応は困難となりますので必要に応じて専門部門に案内させて頂きます。
脳神経内科の診療は、特に初診においてはかなりの時間を要するため、予約診療でも待ち時間が発生することがあります。初めてお越しの方は、あらかじめ診察予約をお取り下さい。また、正確な診断に至るためにはできるだけ多くの患者さんの医療情報が必要となります。可能な限り、かかりつけ医やこれまで診療して下さった他病院の医師に診療情報提供書(紹介状)や検査データ(血液検査や画像検査)を準備して頂けるようお願いいたします。
これらによって早期診断ができたり、医療費のムダを削減できたりすることにつながります。
当院は滋賀医科大学医学部の学生実習を受け入れています。学生が問診や診察をすることもありますが、医学教育・医療教育にご協力いただければ幸いです。プライバシーその他の理由により学生実習へのご協力がいただけない場合はお申し出下さい。
医学の発展のために患者さんの臨床データを用いた学会や論文での発表を行うことがあります。個人が特定されない個人情報の管理を行いますのでご了解くださいますようお願い致します。
血液・尿検査、髄液検査、末梢神経伝導検査、各種大脳誘発電位、脳波、頸動脈エコー、CT、MRI、RIシンチグラフィー(脳血流シンチ・MIBG心筋シンチ・ダットスキャンなど)、神経・筋・皮膚生検、遺伝子検査(他施設に解析依頼)、ボトックス注射(片側顔面痙攣や眼瞼攣縮)、ALSラジカット点滴(外来)
・1 日平均患者数(外来) 3.0 名
・1 日平均患者数(入院) 2.8 名
・のべ患者数 (外来) 723 名
・のべ患者数 (入院) 1,026 名
診療科 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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脳神経内科 | - | 金 一暁 | 岡本 直己 | 金 一暁 | - |
岡本医師は水曜第1・3・5週のみの診察