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麻酔科

2024年10月1日掲載

 

 

診療内容

【基本方針】

  1. 患者さんが安全かつ快適に手術を受けられるように手術中に意識をなくしたり痛みを感じなくすることを目指しています。
  2. 手術の後の痛みを軽減しできるだけ快適に過ごせることを目指しています。
  3. 手術の前に麻酔に関する十分な説明をさせていただき納得かつ安心して手術に望んでいただくことを基本としています。

 

【診療概要】

手術をお受けになる患者さんの安全を確保しながら快適な術後を過ごせることを目指しています。とくに手術の後の痛みを軽減することに力を入れて患者さんに苦痛の少ない術後を提供できるように努力しています。

麻酔をお受けになる患者さんを対象に麻酔科医による手術前の診察をおこなっています。手術前に診察させていただくことにより患者さんの手術前の全身状態の十分な把握をさせていただいて、より安全な周術期管理をおこなえるようにさせていただくとともに、麻酔に関して十分な説明もさせていただいて麻酔に対する不安を少しでも取り除かせていただくことを目的としています。

可能な方には手術当日にも水分を取っていただいたり、手術室での点滴穿刺の痛みを軽減する鎮痛テープを使用していただくこともできます。

とくに手術後の疼痛管理については患者自己制御鎮痛法と言われる患者さんご自身で痛み止めを適宜追加できる方法も取り入れながら主治医と協力して積極的に取り組んでいます。さらに、術後の吐き気が起こりにくくする方法、ご高齢の患者さんが術後に混乱状態になりにくくする方法や全身麻酔中に肺を悪くしにくくする方法なども必要に応じて行っています。

麻酔科の最大の任務は手術時における患者さんの安全確保です。

世界レベルの新たな研究結果を踏まえて、各種生体情報モニターや麻酔関連薬剤の適切な使用などにより患者さんの安全性を向上させる一方、患者さんの周術期の快適性向上にも配慮しています。

 

 

診療実績

手術数・麻酔科管理件数変遷

 

麻酔法別手術数変遷

 

 

麻酔法別麻酔科管理件数変遷

 

 

スタッフ紹介

氏名
藤野 能久
役職
麻酔科部長
出身大学
滋賀医科大学 昭和63卒 滋賀医科大学大学院 平成8年卒
得意分野・得意疾患
  • 周術期全身麻酔管理全般
  • 周術期疼痛管理
専門医・認定等
  • 厚生労働省麻酔科標榜医
  • 日本専門医機構(麻酔科専門医)
  • 日本麻酔科学会(麻酔科指導医)
  • 日本麻酔科学会(専門研修指導医)
  • 日本麻酔科学会(代議員)
  • 滋賀医科大学客員准教授(総合外科学講座)
  • 滋賀医科大学非常勤講師(麻酔学講座)
氏名
加藤 裕美
役職
麻酔科医長
出身大学
滋賀医科大学 平成19年卒
得意分野・得意疾患
  • 周術期全身麻酔管理全般
専門医・認定等
  • 厚生労働省麻酔科標榜医
  • 日本専門医機構(麻酔科専門医)
  • 日本麻酔科学会(麻酔科認定医)
  • 日本麻酔科学会(麻酔科指導医)
  • 滋賀医科大学非常勤講師(総合外科学講座)
  • 滋賀医科大学非常勤講師(麻酔学講座)
氏名
赤澤 舞衣
役職
麻酔科医師
出身大学
滋賀医科大学 平成25年卒
得意分野・得意疾患
  • 周術期全身麻酔管理全般
専門医・認定等
  • 厚生労働省麻酔科標榜医
  • 日本麻酔科学会(麻酔科認定医)
  • 日本麻酔科学会(麻酔科専門医)
  • 滋賀医科大学客員助教(総合外科学講座)
氏名
任 聿煕
役職
非常勤麻酔科医師
出身大学
聖マリアンナ医科大学 平成30年卒

 

 

研究実績

学会報告

  1. 小森菜津子、藤野能久、井上咲花:成人Rett症候群患者の麻酔管理の1症例. 日本麻酔科学会第65回関西支部学術集会・2019年9月14日、大阪:一般演題(ポスター)
  2. 任聿煕、加藤裕美、藤野能久:肢体型筋ジストロフィー患者に対してレミマゾラムを用いた全静脈麻酔の経験. 日本麻酔科学会第68回関西支部学術集会・2022年9月2日~10月3日、WEB開催;一般演題(ポスター)
  3. 任聿煕、加藤裕美、藤野能久:原発性側索硬化症に対してレミマゾラムを用いた全静脈麻酔の経験. 日本臨床麻酔学会第42回大会・2022年11月11日、京都;一般演題(口演)
  4. 任聿煕、藤野能久、加藤裕美、藤井恵美:麻酔導入中のアナフィラキシーの一症例. 69回関西支部学術集会・2023年9月2日、大阪;一般演題(ポスター)

 

 

論文報告・著書

 

論文

  1. 任聿煕、加藤裕美、藤野能久. 肢体型筋ジストロフィー患者に対してレミマゾラムを用いた全静脈麻酔の経験. 臨床麻酔・47・204-205・2023

 

教育

  1. 藤野能久 令和元年度 滋賀医科大学看護師特定医療行為実技試験判定員
  2. 藤野能久 令和 2年度 滋賀医科大学看護師特定医療行為実技試験判定員
  3. 藤野能久 令和 3年度 滋賀医科大学看護師特定医療行為実技試験判定員
  4. 藤野能久 令和 4年度 滋賀医科大学看護師特定医療行為実技試験判定員
  5. 藤野能久 令和 5年度 滋賀医科大学看護師特定医療行為実技試験判定員

 

特許

  1. 許第6504446号、発明の名称:皮下トンネル用穿刺針、特許権者:国立大学法人滋賀医科大学・ニプロ株式会社. 発明者:藤野能久、来見良誠、北川裕利、鈴木賢、森翔吾、特許登録日:2019年4月5日