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CTとはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)を略して「CT」と言います。検査ベッドに寝た状態でドーナツ型装置の輪をくぐるように検査を行います。装置の中ではX線管(X線を発生する機械)が高速回転しながら撮影を行い、撮影画像をコンピュータで計算することによって体の輪切りの断層画像を得ることができます。CTは解像力に優れおり、一般のレントゲン撮影では分かりにくい小さな病変や骨の影にある病変も検出することができ病気の早期発見が期待できます。
メディカルチェックで行う「胸部・腹部CT検査」では、肺がんや腹部の主な臓器(肝・胆・膵臓など)の腫瘍性病変や結石、脂肪肝など、胸部・腹部臓器の病気を見つけることを目的としています。
また、脂肪計測による内臓脂肪の蓄積を正確に判断することができます。内臓脂肪の面積が100㎠を越える場合、内臓脂肪型肥満と診断されます。
CT検査の所要時間は、約10分程度です。
MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴断層撮影)を略して「MRI」と言います。CT検査と同じように検査ベッドに寝た状態でトンネル型の装置に入り検査を行います。画像を得る仕組みは、トンネル型の大きな磁石に電波を送り、身体から出る信号をコンピュータで解析して断層画像を作成します。CT検査と異なり放射線による被ばくがないのが特長です。
MRAはMR Angiography(磁気共鳴血管撮影)を略して「MRA」と言います。検査の方法や画像を得る仕組みはMRIと同様ですが、目的部位の血管だけの信号を抽出し造影剤を使わず血管画像を得ることが出来ます。
MRIの撮影中は装置から大きな音が発生するため検査は耳栓を装着して行います。音の発生要因は、装置内部の磁石のスイッチが高速に切り替わるため装置が振動し発生しています。
メディカルチェックで行う「脳MRI・MRA検査」では、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍、脳動脈瘤(血管のこぶ)などの病気を見つけることを目的としています。検査の所要時間は、脳MRI・MRA両方で約20分程度です。
※MRI検査室内は常時強力な磁場が発生しています。検査を受けられない方や室内に持ち込めないものがあります。
次の方は検査が受けられません。
次の物は故障や検査画像に影響することがありますので、検査前に必ず取り外していただきます。