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院長挨拶



 

 

このたび、令和8年(2026年)4月1日をもちまして、独立行政法人国立病院機構 東近江総合医療センターの院長を拝命いたしました。

私は、消化器外科医とくに肝胆膵外科領域を専門として診療に従事し、2014年からは滋賀医科大学外科学講座(消化器・乳腺・小児・一般外科)教授・消化器外科診療科長として、高度な外科的治療の実践、そして次代を担う医療人の育成と医学研究の発展に邁進するとともに滋賀県の地域医療に取り組んできました。その過程で、常に地域医療の要である東近江総合医療センターとは密接な連携を続けてまいりましたが、この度、歴史ある本院の舵取りを担うこととなり、その責任の重さに身が引き締まる思いです。
東近江総合医療センターは、東近江二次保健医療圏の中核病院として、救急医療、がん診療、循環器疾患、さらには災害医療など、地域住民の皆さんの生命と健康を守る重要な役割を担っています。地域の中核病院に相応しい質の高い、安心・安全な医療の提供するため、大学病院での経験を活かし、最新の知見に基づいた高度な医療を提供するとともに、医療安全を徹底し、これまで以上に地域の皆さまに信頼される病院になるよう病院づくりを推進します。
医療の高度化に伴い、チーム医療が重要となりますが、医師だけのチームではなく、多職種の多くのスタッフによる病院としてのチーム医療を推進します。さらに東近江医療圏は広い面積に22万人以上の方が住まれていることが特徴です。日本は少子高齢化による人口動態の変革期を迎えていますが、1病院だけで地域医療を提供することが難しくなりつつあります。東近江医療圏内さらに医療圏を超えて他病院や地域の医師会、近隣の医療機関、介護・福祉施設を含めた地域としてのチーム、すなわちチーム東近江としての医療の構築が、患者の皆さんが安心して医療を受けてもらえることにつながると考えます。すなわち、地域完結型医療の更なる深化につながり、患者の皆さまが住み慣れた地域で健やかに自分らしく暮らせるよう、シームレスな医療体制の構築を目指します。
持続可能な医療提供体制の確立と人材育成も重要です。前野﨑和彦院長が推進してきた「スタッフが元気でなければ患者の皆さんも元気になれない」の精神を引き継ぎたいと思います。医師、看護師、医療技術職など、全職員が誇りを持って働き、自己研鑽に励める環境を整えることで、組織としての活力を高め、将来にわたって地域医療を支え続ける基盤を固めます。
医療を取り巻く環境は依然として厳しいものがありますが、国立病院機構のネットワークを最大限に活用し、滋賀医科大学との連携もこれまで以上に強固なものとすることで、地域社会に貢献する所存です。また、東近江総合医療センターのスタッフ全員で築き上げてきた素晴らしい財産を継承しつつ、全職員一丸となって、地域の皆様に「ここに来てよかった」と思っていただける病院を目指して努力してまいります。

今後とも、皆様の変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

令和8年4月1日

院長 谷 眞至