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2024年10月1日掲載
消化器センターとは、食道・胃・十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆道・膵臓といった消化器領域の疾患に対して、専門とする消化器内科及び消化器外科に加えて、放射線科・病理部などが一つになって患者さん個々人に合わせた治療を行うために設立されました。
定期的にカンファレンスを合同で行い、早期癌に対して、内視鏡治療を行うのか、外科的治療を行うのかの治療方針決定や、内科から外科に引き継ぐ際の手術に対するリスク因子などの情報共有を行い、よりよい医療を提供できるようにしています。
また、消化管出血などの緊急内視鏡が必要な場合や、消化管穿孔などの緊急手術が必要な場合に備えて、内科・外科とも24時間365日オンコール体制を整えており、東近江医療圏における消化器緊急疾患への対応も行っています。
消化器センター長
伊藤 明彦
当院では、一般的な上部・下部消化管内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)に加えて、超音波内視鏡、胆膵内視鏡、小腸内視鏡、カプセル内視鏡も備えています。診断目的の内視鏡に加えて、大腸ポリープ切除である内視鏡的粘膜切除術(EMR)や早期癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、消化管狭窄に対する金属ステント留置、胆石除去や胆道ドレナージ術などの治療内視鏡も積極的に行っています。また、潰瘍性大腸炎やクローン病といった指定難病である炎症性腸疾患の診療も行っており、あらゆる消化器疾患に対応できるよう努めています。
実績等、詳しくは消化器内科のホームページをご参照ください。
当科では、消化器内科・放射線科・病理部と連携し、食道・胃・十二指腸・肝臓・胆囊・膵臓・脾臓・小腸・大腸・直腸の臓器に対する、がん等の悪性疾患、および炎症、胆石症、ヘルニア、良性腫瘍等の良性疾患に対する外科治療を行っています。手術では特に腹腔鏡下手術を積極的に行っています。開腹手術を行うこともあります。消化器内科と合同で、腹腔鏡・内視鏡合同手術(LECS)も行っています。消化管穿孔や消化管出血、腸閉塞、急性胆嚢炎、急性虫垂炎、大腸憩室炎、外傷による臓器損傷等の腹部救急疾患には、消化器内科・放射線科と連携し、迅速に外科的治療に対応できるような体制をとっています。
実績等、詳しくは消化器外科のホームページをご参照ください。