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2021年8月12日掲載

放射線科

スタッフ紹介

医 師 医師(診断担当) 渡邉 尚武
  非常勤医師(診断担当) 居出 健司
  非常勤医師(治療担当) 仲口 孝浩
  非常勤医師(治療担当) 河野 直明
診療放射線技師 診療放射線技師長 福本 真司
  副診療放射線技師長 吉兼 和則
  主任診療放射線科技師 4名
  診療放射線技師 5名

診断部門

一般撮影

デジタル画像システム FUJIFILM FCR
診断用エックス線装置 CANON KXO-50G
SHIMADZU RADspeed Pro DRpac
FPD FUJIFILM DR CALNEO C
FUJIFILM DR CALNEO Smart C
KONICA MINOLTA Aero DR1417

最新の一般X線撮影間接変換FPD(フラットパネルディテクタ)を導入しています。
このシステム(DR CALNEO Smart C)により従来のものに比べ高画質、低被ばく、検査時間の短縮が可能となり、 これまで長かった患者さまの待ち時間や身体への負担を軽減出来るようになりました。

乳房撮影

SIEMENS MAMMOMAT 1000

乳房撮影はマンモグラフィとも呼ばれており、乳房を専用の板で挟んで圧迫しX線で撮影します。
この検査は乳房内の触っても気づかない程の小さなしこりや石灰化を発見することができ、乳がんを早期に発見するのに有用な検査です。

厚生労働省から、40歳を過ぎると2年に1度、乳房撮影(マンモグラフィ)による乳がん検診を受けることが推奨されており、当院は滋賀県内の各自治体で案内している乳がん検診の医療機関に指定されています。
費用や申し込み手続き等は自治体によって変わりますので、詳細は各自治体HP等でご確認いただき、乳がんの早期発見・早期治療のために是非 定期的に検診を受けていただきたいと考えています。

 
当院は『NPO法人 日本乳がん検診精度管理中央機構』より 乳房撮影検診施設として適切であると認定を受けています。
また、同機構により認定を受けた読影認定医師および撮影認定技師が在籍し、撮影装置および画像の管理を行っておりますので安心して検査を受けていただけます。
 
 

【乳房撮影について】

乳房撮影の検査時間は、入室から退室まで10~15分程度で、乳房を手で薄く伸ばして専用の板ではさみX線撮影します。 左右順番に片方ずつ乳房を撮影し、乳房を板ではさまれる時間は1回10秒程度です。
個人差はありますが、乳房をはさむことに強い痛みを感じる方や痛みを感じやすい時期がありますので、可能であれば 乳房が張って痛みを感じやすい生理1週間前~生理中を避けて来院いただくことをおすすめします。
また、次のような方は必ず事前にご相談ください。
 

  • ペースメーカーや水頭症の手術等を受けでいる方で
    胸部の皮膚の下に装置やチューブ・コード等を埋め込んでいる方
  • 豊胸術を受けた方
  • 胸部付近にチューブ・金属等を埋め込んでいる方
  • 授乳中の方
  • 妊娠中の方

当日、心配な事があれば遠慮なく撮影担当技師におたずねください。
尚、現在 乳房にしこりや痛みなどの自覚症状がある方は、受診を待たず早めに医療機関にご相談ください。

X線テレビシステム

SHIMADZU FLEXA VISION F3 Package
X線を使用し体内の透視画像をリアルタイムで観察できる検査で、胃・十二指腸・大腸の検査や嚥下造影、ERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)、HSG(子宮卵管造影)、骨折の透視化整復術、カテーテルの交換などいろいろな検査に用いられます。
装置のデジタル化により少ない放射線で体内を観察することが可能になり、さらに必要に応じて階調・濃度等の画像処理を加え、診断能力の高い画像を提供しています。また、検査時には防護具の使用やX線を照射する範囲を必要な部分のみに絞ることで放射線被ばく低減に配慮した検査を心がけています。

血管撮影装置

Canon Infinix Celeve i + Aquilion CXL
血管造影検査はカテーテル(細い管)を血管内に挿入し、X線透視下にて、目的である場所の血管まで進め、造影剤を注入しながら撮影を行い、血流や腫瘍周囲の血管走行の把握、浸潤などを検査します。
また、診断検査後、そのまま、抗がん剤の注入や、塞栓物質を注入するなどの治療を行うことが出来ます。
当院では、IVR-CT装置(血管撮影装置とCTが一体となった装置。以前ではCTの撮影が必要な場合、手術中に部屋を移動していたが、その必要がない)を導入しており、より安全に検査・治療を行うことが出来るようになっています。
当院では血管系IVR(血管塞栓術、動注化学療法等)非血管IVR(各種ドレナージ、胆管ステント挿入術等)を行っております。

東芝
Canon
Infinix Celeve i + Aquillion CXL

CT装置

Philips Ingenuity 5000
当院では2021年2月末より国内3台目、県内初となるPhilips社製CT装置Ingenuity 5000を導入しました。
CT画像には画像作成時に不必要なノイズ成分も多く含みます。新しい装置では優れたノイズ除去機構により高画質を確保したままで被ばくの低減も可能となり、新型肺炎診断にも有効です。
昨今では手術により体内に金属を入れておられる患者さまも多く、その金属のために画像に欠損が発生し、診断の妨げになっていましたが、最新技術の画像作成方法を使用することで、画像の欠損部分を回復し、診断精度の向上が期待できます。
また心臓の検査では、従来のCT装置では対応しきれなかった心臓の動きの速い患者さまや心臓の動きに大きな変動のある患者さまに対しても、高い確率で高画質な画像を提供することができます。
Philips提供
CT検査では開業医の先生方にも当日検査を含め、多くのご依頼をいただいております。予約から検査結果報告までの期間や、検査待ち時間の短縮を心がけて多くの地域の方々に利用していただきやすい検査となるように努めております。

MR装置

SIEMENS MAGNETOM Aera(1.5テスラ)
MRI検査 Magnetic Resonance Imaging (磁気共鳴画像)

人体内に分布している水素原子核の陽子を利用して画像化しています。
CT画像と似ていますが、コントラスト分解能がCTよりもMRIの方が優れています。そのため脳や脊椎や骨盤領域などでは、MRIの方がCTよりも診断能が優れています。
検査は撮影部位で異なりますが、約15~30分程度です。
検査中に大きな騒音が発生しますが聴力保護のためヘッドホンや耳栓をさせていただきます。
また、新しい検査として、非侵襲の全身の転移病変検索(DWIBS)が可能になりました。診断価値の高い画像を提供できますので積極的にご活用下さい。
 

頭部MRI

脳血管MRA

全脊椎MRI

全身MRI(DWIBS)
SIEMENS提供
 

MRI検査前について

MRI検査室内は常時強力な磁場が発生しています。検査の受けられない方や室内に持ち込めないものがあります。

  • MRI検査が禁忌である等、場合によっては検査をお断りさせていただくことがあります。
    心臓ペースメーカーや人工内耳を体内に装着している方(検査可能な機種もあります)
    体内に脳動脈クリップや人工関節などの金属が埋め込まれている方
    以前に外科手術を受けたことがある方
    妊娠されている、またはその可能性がある方
    狭いところが苦手(閉所恐怖症)な方
    刺青のある方
    次の物は故障や検査画像に影響することがありますので、検査前に必ず取り外しておいてください。
    金属類:携帯電話、時計、ヘアピン、カギ、メガネ、アクセサリー類 など
    磁気カード:キャッシュカード、クレジットカード、定期券 駐車券など
    その他:補聴器、義歯、カイロ、エレキバン、ベルト、金属繊維を含む下着、ブラジャー コンタクトレンズ アイメイク など

検査中について

  • MRI検査室内は常に強力な磁場が発生しているため、金属性の物などは強い力で引きつけられ、怪我や画像劣化の原因となりますので、すべて取り外して検査室に入っていただきます。
  • 検査中、非常に大きな音がしますので、耳栓かヘッドホンを使用していただきます。
  • 検査時間は部位により異なりますが、単純検査で約20~30分、造影剤を使う検査で40~50分ほどかかります。時間に余裕をもってお越しください。
  • 問診によりMRI検査が禁忌である場合は、検査をお断りさせていただくことがあります。
  • 気分が悪くなったりした場合は、事前にブザーをお渡ししますのでお知らせください。

RI(アイソトープ)

SIEMENS SIMBIA E
RI検査(核医学検査ともいいます)とは、ごく微量の放射線を出すお薬を静脈に注射し、各臓器の形だけでなくCT検査やMRI検査では難しい臓器の働きを調べることができます。
体の機能や代謝状態の異常は、形の変化の前に現れるため、核医学検査により、病気の早期発見につながる可能性があります。
検査が行える部位は、頭・心臓・骨や肝臓・腎臓・消化管など全身のあらゆる部位を調べることが出来ます。

放射線治療部門

放射線治療

VARIAN CLINAC ix
放射線治療は、手術による外科療法、抗がん剤による化学療法と並んでがん治療の3本柱のひとつとして重要な役割を果たしています。
 がんは細胞の遺伝子に変化が起こり無限に増殖しますが、放射線はがんの遺伝子を破壊します。放射線が当たる部分の正常組織もダメージを受けますが、がん細胞は分裂・増殖力が強くて遺伝子の修復力が低下しているため、放射線の作用を正常細胞より強く受けます。これが放射線でがん細胞が消滅する原理となります。
 放射線治療の長所は手術では正常組織を含めて切除するのに対して、放射線では正常組織を残しての治療が可能であるため、臓器の機能を保ちつつ治療することができます。治療そのものによる痛みもなく、日々の治療による身体への負担も少なくなります。また、通院での治療も可能です。高齢者や合併症のために手術や薬物療法に耐えられない方、入院できない方も治療が可能になります。