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高気圧酸素治療装置のご案内

2024年4月19日掲載

高気圧酸素治療の効果って？

• 体内（血液中）の酸素量を増加させ、生体内の低酸素症を改善します。がん細胞内の低酸素状態を改善し、「抗がん剤の増感効果」を発揮
• 酸素の抗菌作用を利用し、細菌の発育を阻害します。
• 生体内に出来てしまった気体を圧縮し再溶解することにより、末梢循環を改善し組織の浮腫を軽減します。
• 上記、その他作用の複合により、創傷治癒の促進効果など様々な効果がみられます。

 

保険適応疾患について

Ⅰ.減圧症又は空気塞栓（発症１ヶ月以内、一連につき７回を限度とする）

Ⅱ.その他のもの

１．一連につき１０回を限度とするもの

　　ア)急性一酸化酸素中毒その他のガス中毒（間歇型を含む）

　　イ)重症軟部組織感染症（ガス壊疽、壊死性筋膜炎）又は頭蓋内膿瘍

　　ウ)急性末梢血管障害

　　　・重症の熱傷又は凍傷

　　　・広汎挫傷又は中程度以上の血管断裂を伴う末梢血管障害

　　　・コンパートメント症候群又は圧挫症候群

　　エ)脳梗塞

　　オ)重症頭部外傷後若しくは開頭術後の意識障害又は脳浮腫

　　カ)重症の低酸素脳症

　　キ)腸閉塞

 

２．一連につき３０回を限度とするもの

　　ア)網膜動脈閉塞症

　　イ)突発性難聴

　　ウ)放射線又は抗癌剤治療と併用される悪性腫瘍

　　エ)難治性潰瘍を伴う末しょう循環障害（褥瘡などの難治性潰瘍含む）

　　オ)皮膚移植

　　カ)脊髄神経疾患

　　キ)骨髄炎又は放射線障害（直腸出血や膀胱出血など）

 

 

申込方法は診察依頼用紙に診療科等、必要事項を記入いただき、紹介状と併せて地域医療連携室にFAXお願いします。

FAX送信先　０７４８－２２―５６２６　（地域医療連携室直通）

 

※また整形外科外来にて、一般外来受診後、スポーツ外傷にかかる高気圧酸素治療（※自費）を推奨しています。