独立行政法人国立病院機構 東近江総合医療センター看護部門

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看護部の取り組み

看護部の紹介

認定看護師の取り組み

感染管理認定看護師

東出 美香

東出 美香病院は治療を目的とする場ですが、感染症にかかっている方や病気などにより免疫力が低下している方など、様々な人が集まる感染リスクの高い場所です。病院に関わる全ての人に起こりうる感染のリスクの低減、感染症による心身の負担を軽減することや、医療・ケア技術の向上、業務改善に取り組むことが感染管理の仕事です。
そのため、医師・臨床検査技師・薬剤師・事務職と共にインフェクション コントロール チームを結成し活動しています。

また看護部では、各部署に感染防止リンクナースを任命し、委員会活動を通じて、患者ケアの改善を推進しています。
認定看護師の取り組み

 

具体的に、

  1. ICTカンファレンス・ラウンド(週2回)
  2. 看護部感染防止リンクナース会によるラウンド、ケアの質改善活動
  3. 侵襲デバイス感染、手術部位感染、耐性菌、症候群、手指衛生サーベイランスを実施
    (院内の感染発生率、状況を調査・分析・検討)
  4. 感染対策の推進・導入・評価、感染防止マニュアルの改訂
  5. 職員に対する教育活動 、機関紙の発行(月1回)
  6. コンサルテーション(現場での疑問、問題に関する相談)
  7. 地域の医療・福祉施設との連携 

を中心に活動しています。


緩和ケア認定看護師

副看護師長 宮城 陽子

「緩和ケア」とは、重い病を抱える患者やその家族一人一人の身体や心などの様々なつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケア(特定非営利活動法人日本緩和医療学会による『市民に向けた緩和ケアの説明文』)とされています。
がん患者さんや家族は、がんと診断されたとき、治療の経過、再発や転移がわかったときなどのさまざまな場面でつらさやストレスを感じています。また痛みや吐き気、食欲低下、息苦しさ、だるさなどの体の不調、気分の落ち込みや絶望感などの心の問題が患者さんの日常生活を妨げることもあります。がんと診断され治療を受ける様々な場面で、がん患者さんとその家族身体的な苦痛や気持ちのつらさに対処し、患者さんの思いを大切にしたその人らしい生活が送れるようにケアを一緒に考えていきたいと思います。

内視鏡技士

村井 奈々絵

内視鏡検査は苦痛を伴うため、多くの患者さんが不安をかかえて胃カメラや大腸カメラなどの検査に臨んでいます。また、検査のみならず内視鏡下での治療は、時間を要することも多く、身体的な侵襲を伴う場合もあります。
そこで、私たちは内視鏡検査・治療における専門的知識を持ち、患者さんに寄り添うことで、少しでも苦痛をやわらげ、安心して検査・治療を受けてもらえるよう努めています。
また、患者さんが安全かつスムーズに検査・治療を受けれるように、使用するカメラの整備や検査・治療に必要な物品の管理を適切に行っています。
ひとりひとりの患者さんが少しでも負担なく、安全かつ確実に検査・治療ができるよう日々取り組んでいます。


治験コーディネーター(CRC)

副看護師長 今津 宗一郎

看護師1名・薬剤師3名中心に臨床研究コーディネーターとして主に治験に携わっています。今あるお薬は全て治験を終えて世の中に出てきています。そのために治験に参加して下さる患者様と医療スタッフが手を組み、安全・安楽・確実に服薬、点滴、注射、検査などを実施しています。患者様と医療者の中間に立ち調整などを行う役目も担っています。

取り組みとしては
治験開始前
治験実施の可否の調査(医師との共同作業)・院内設備の確認・同意説明文書の記載内容の確認・実施計画書の読み込み、疑義事項のピックアップ ・カルテの記載方法の確認、ツールの準備・スタートアップミーティング(薬剤部、看護部、検査科、医事課との事前確認)
治験実施中
治験候補者の参加基準の確認・同意説明の補助・スケジュール調整・来院日の診察、検査の補助、検査実施の確認・患者日誌の記載方法の説明、回収、記載内容の確認・治験薬及び併用薬の服薬状況の確認・有害事象の有無・状況の確認、医師への報告・負担軽減費の支払い補助・逸脱発生時の原因究明と再発防止・症例報告書への転記(EDCへの入力)・製薬会社への報告・連絡・相談
治験終了時/終了後
治験終了報告書の作成補助・製薬会社の監査への対応・規制当局による実地調査への対応


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